最近リールのベール下がりが気になり始めました。
下の写真はブラディア3500と07ルビアス2500R

よく見ると若干ベールが写真下方向に角度がついてきてます。
メーカーに修理依頼となるとローターの交換が必要で、高級機ともなると結構な金額になります
この程度であれば軽症なのでローターの交換は勿体無いが、ものすごく気になる・・・
気になって、気になって仕方がないので応急処置を施すことに
このベール下がりという症状、ダイワリールによくある症状(シマノは使ったことないのでわかりません)でリールの価格には関係なく、たとえ高級機であっても起こり得る症状です
原因はローターのベール(アームレバー)支持部分の摩耗による物。
上の画像はルビアスのローター。
問題の箇所は赤丸で囲った部分
この部分が摩耗により隙間が生じ、ベールが下がる・・・というわけです。
そこでこの隙間を埋める手っ取り早い方法として、アームレバー側にスペーサーを噛ましてやることに

上はブラディアのアームレバー。
ストッパーとなるローターとの接点部分に適当な厚さのスペーサーを接着します。
因みにローターでは無くアームレバー側を改造するのはパーツの単価が安いので例え失敗しても懐に優しいので
スペーサーに使用したのはPEラインの空箱を適当な大きさに切り取った物。
後は接着剤が乾燥するのを待って、元通りに組み付けるだけ。

はい!完成です
これで当分の間ベール下がりは気にならないでしょう。
しかもルビアスは若干ベール上がり気味になりました(笑)
自己流メンテや改造は自己責任で
【追記】
その後も順調に使用しておりますが、若干ベール角度が上がったルビアスについては糸巻き形状に少し狂いが生じました。
この事から、ベール角度の微調整には注意が必要です。